おひとりさまの老後、83歳母の場合

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8日は、母の誕生日で、お祝いに行ってきました。

母は、父を5年前に亡くし、おひとりさまとなりました。

おひとりさまの老後を、サービス付き高齢者住宅で過ごしています。
母は、83歳になりました。

最近は、私の方も、もう若くないな~と思うことが多々あり、ひと月に一回くらいしか会いに行っていません。
東京の片隅にあるその住宅まで、往復6時間近くかかるからです。

帰ってくるとドッと疲れます。

以前は、一晩、たっぷりと睡眠をとれば元気になったのに・・・
最近はなかなか疲れが取れません。

老人ホームに、親を入居させた友人は何人かいますが、ひと月に一回会いに行っている人、
お盆とお正月だけという人等々、いろいろです。

やはりそのような高齢者住宅や老人ホームに入居をしていると安心です。
子供の立場としてみな、同じ思いだと思います。

母が、入居したのは昨年の五月でした。

母は、おひとりさまの老後を高齢者住宅で過ごすことになりました。
最初はなれなくて大変でした。

帰りたいと言い続けた日々。
そしていじめもありました。

老人性うつ病が悪化した時もありました。
このまま寝たきり老人になるのではと心配もしました。

会うたびに、認知症の症状はすすんでいっています。
えっ?
これがあの母?
そう思うこともしょっちゅうあります。

年をとると、子供に帰っていくと言いますが、本当にその通りで、母は本当に子どもにかえっていく感じがしています。

母の83歳の誕生日は、妹と三人で近くの洋食店でお祝いをしました。

ちょっとしたコース料理を食べました。

誕生日のお祝いということで、ケーキをサービスにつけてくれました。
お店のコックさんがろうそくを3本つけてくれて、ハッピバースディーと歌まで歌ってくれました。

母は、食べれない食べれないといいながら、大きなイチゴのショートケーキをペロリとたいらげていました。

母は、私に、もう来なくていい、大変だからこなくていいといつも言います。
でも・・・行くと嬉しそうなので、本当は待っているのだと思います。

食事の後、近くのショッピングセンターに行きました。
母は、バスに乗ったのは、本当に久しぶりだと話していました。

久しぶりにショッピングでもと思ったのですが、少したつと、母はトイレに行きたいから帰ろう、
疲れたから帰ろうと言い出しました。

本当に疲れてしまったのか、久しぶりの人混みに、圧倒されたのか、真意はわかりません。

母が、帰りたいと言い続けるので、何も買い物をしないまま、30分ほどで高齢者住宅に帰ることにしました。
あんなに買い物が好きだった母なのに・・・

高齢者住宅の自分の部屋に戻ると、母の表情が、パッと明るくなりました。

そして、
ここに帰ってくるとホッとすると母は言いました。

あんなに嫌がっていた高齢者住宅の暮らしにすっかり慣れて、そこが母にとっては安住の場所になっていたのです。

ベランダには、兄と兄嫁が贈ったきれいなお花の鉢植えが二つ飾ってありました。

来年の誕生日も、元気でいてほしいと思いながら、高齢者住宅を後にしました。

私にも確実におひとりさまの老後は来ます。

私はどんな老後を過ごしているのか、今は想像もつきません。

今もそうだけど、とにかく楽しく生きていきたいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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